所長あいさつ
所長あいさつ

   こんにちは。所長の久保田利彦です。私は
サラリーマン時代に金融機関で営業を担当しておりました。お客様と接する中で、税金、保険、融資などの専門知識が豊富にあるとお客様に信頼されることを実感していました。当時、業務で司法書士、税理士、行政書士等に接していましたので、自分も専門家になっていつか独立してみたいと思っていました。

  
 さて、何の資格がいいだろうか?当時の私は、仕事の傍ら司法書士を目指して勉強していたのですが、そんなとき書店で立ち読みしたある本が私の職業人生を決定づけることになりました。それは、ある個性豊かな社労士の物語でした。寒風吹きすさぶ土木工事現場で、作業中に脳溢血により倒れた労働者を、苦労の末、国に労災認定させた話でした。今でこそ一定以上の過労や劣悪な作業環境が証明できれば、脳溢血や心筋梗塞等の病気でも労災認定されます。しかし、今から25年以上前は、病気での労災認定は通常、難しかったようです。社労士という資格は、すごいことができるのだなと感動したのをよく覚えています。「よし、私もこの資格で行こう!」と決め、社労士の受験勉強に入りました。

   
 受験では多少苦労しましたが、何とか合格できたので、さっそく脱サラして開業しました。私は、もともと楽観的な性格です。「石の上にも3年」という言葉があるので何とかなるだろうと甘く考えていました。当時、妻と小さな娘が2人いましたので、何とか早く軌道に乗せたかったのですが、現実は厳しく、預金は底をつき、自家用車も売却して生活費に充てていた状態でした。それでもコツコツと活動しているうちに、先輩社労士や友人の税理士が助けてくれたり、お客様になってくださる経営者が現れ、少しづつ仕事が増えていきました。相談を受けると、まずお客様の困っていることを親身になって聞き、一緒に解決策を考えました。労基法を始めとした労働法、社会保険法は、原則以外の例外規定がいっぱいあります。「法律に縛られるのではなく、法律を活用しよう」と決め、今日まできました。


 
人に関することは課題が尽きませんが、時代の変化の中では、特にコンプライアンスが重要な時代になりました。お客様の会社が健全に成長して豊かになれば、全責任を負っている社長も笑顔になりますし、そこで共に働く従業員の皆様の幸わせにもつながっていきます。労務の分野は、横が広く縦も深いですが、今後も実務の中で知識の研鑚に努め、経営者のお役に立ちたいと思っております。どうぞお気軽にお声掛けください。

団体活動:若手社労士業務研究会「SRライズ」主宰   
      

趣  味:読書(特にマーケティングと精神世界)、
     ギター、三線、ホットヨガ

 

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